おのさん邸ゲーム会
毎度してます。こんばんは。

さて本日は、おのさん邸にて、ボードゲーム会がありました。
庄内町〜長井市間は、130kmほどありましたが、道に迷うなどといったハプニングなどもあり、13時到着予定でしたが、30分ほど遅刻しました。申し訳ありません。

とりあえず、タイトルだけ。

・ペンタゴ
・ギプフ
・キープクール
・アグリコラ
・ゲシェンク
・シチリアの植民

・ペンタゴ(Pentago)

一風変わった五目並べゲーム。
並べられるエリアも狭ければ、並べられるところを、田の字に4分割し、
手番が終わるたびに、分割されたいづれかのエリアを任意の方向に90度回転させるのが味噌。
気づかないうちに3つ,4つ並びだし、プレーヤー同士も気づかないあたりがびっくり。
4人ゲームを観戦しているのも退屈ではないだろうかということで、muraさんと対戦しました。
お互いに気づかずに並びあっていた所、muraさんが巧手を打って、5つ並べました。
うーん、終わりが唐突過ぎる感がありますが、90度まわすところがよさげです。

・ギプフ(Gipf)

同じく、2人用アブストラクトをもうひとつ。
六角形の端のマスから、自分のコマを入れていって、
一列に自分のコマが4つ以上合った列を回収し、
その際に相手のコマを取り除き、自分のコマをストックに戻す。
これを繰り返していって、手詰まりになった人が負けといった感じのゲーム。
あまり深く考えず、コマが並んでいってから、初めて考えようとしたところ…
取ったり、取られたりの攻防がしばらく続きました。
しかし途中で、自分のコマが盤面上の5割ほどを占拠していて、
muraさんが泣く泣くコマを差し込まねばならない状況もあって、勝利することが出来ました。
どうやら自分のコマ×4だけで、ストックに戻すのは、リソースの無駄遣いであることが分かりました。

・キープクール(KeepCool)

温室効果ガスの影響で、地球が滅ぶかもしれない中で行われる、政治交渉(?)ゲーム。
各プレーヤーは、それぞれ「アメリカ」,「ヨーロッパ」,「旧ソ連」,「OPEC」,「発展途上国」,「BRICs」のいずれかを担当し、
各国には、決められた経済目標とランダムで配られるカードによって決まる政治目標があり、その2つがクリアできた人がゲームに勝利します。
また、地球が滅んでしまった場合には、全員が負けてしまうといったルールもあるので、自国しか視野がないと、確実に地球が滅んでしまうあたりが素敵です。

今回、アメリカを担当することになった私には、
経済目標:工場数[6]→工場数[12]
政治目標:全工場数[32以上]or普通の工場[12以下]

という目標が渡されました。

全体的に環境にやさしい工場が建たないと、政治目標が達成できないと思ったため、
序盤から積極的に技術開発を進め、建設するならば環境にやさしい工場という状況に持っていけました。
最初からアメリカは、工場を6つ持っている(他国は1〜3)ため、他国に比べて収入が多いものの、
全て自国のために使っていけば、他国からの協力が得られず、苦労するのではないかと思い、
経済援助もとい、世界銀行的なものを勤めようということで、毎ラウンド3〜5金ほど残してプレーを進めていきました。
そのゆとりを持ちすぎたせいも手伝って、自国の発展がそれほど成長できなかったのが痛手なんでしょうね。
ヨーロッパ担当のぽちょむきんすたーさんが見事勝利。

今回はアメリカ担当で、一番力があるところをやりましたが、
このアメリカで環境にやさしくない普通の工場をバンバン建てたら、すぐに環境破壊し、滅んでいくんだろうなぁと考えると、クリーンな目標に感謝です。

このゲームで学べることは、
地球温暖化の主たる原因は、国家の方針であり、
そのさじ加減ひとつで、あっという間に地球が滅んでしまうということではないでしょうか。

・アグリコラ(Agricola)

農夫となって、自分の土地を開墾したり、動物を飼育したりすることで、つくづく日本人は農耕民族なんだなぁと感じ取れるゲーム。

…のはずが、
配られたカードも手伝ってか、私の農夫らには、かまどもなければ、食料を多く調達(or食料をとる際にプラスに働く)要素がありませんでした。
がしかし、「木材+1」,「木材→食料」の職人がいたため、私のところの農夫は、もっぱら木材ばっかり食べてました。
そのせいもあって、全体的な木材の需要が極めて高くなり、まとめて木材を手に入れる余裕がなく、飯のたびに食料のマネジメントに苦労しました。

どうにかして、かまどを取ればいいようなものですが、
それ以上にやりたいことが多すぎて、困りました。
全部で14ラウンドあるんですけども、14ラウンド終了時で、やりたいことが17〜18ラウンドまであるのはいかがなもんでしょうか。
まぁ、それは私の戦略がいけなかったってことの証明ですね。はい。
羊王にはなれましたが、肉は食べれず、木材ばっかかじっていた貧相な農夫でした。

・ゲシェンク(Geschenkt)

「シンプル+奥深い」のゲームの見本とも言うべきゲーム。と、個人的に思いますが、どうでしょうか。
説明の必要がないかもしれませんが、手番でやることは、
・チップを1枚置いて、パスをする。
・上に載っているチップとともにカードを受け取る。
と、わかりやすいにもかかわらず、9枚カードがランダムに抜かれることで、
予想もつかない(予想がつく場合もあるが)展開で終わるあたりが、いいですね。
例によって、カンチャン待ちを引けないのは仕様ですね。

ちくしょう、相変わらずにくい演出するじゃないですか。

・シチリアの殖民(Colonization in Sicily)

シチリア島と呼ばれる島を開拓して行き、家や投票チップなどで得点を稼ぐゲームです。
ラウンドの最初に、法案を通す立候補者となるか、法案を決議する議員となるかに分かれます。
立候補者となったプレーヤーは、手札から法案を議長に提出します。
この時に、特殊なスリーブに入れるため、どのプレーヤーが何の法案を提案したかが分かりません。
法案が出揃ったら、議員側のプレーヤーが自分が選びたい法案に票を投じます。
そして、投票が終わったら、票を投じてもらった立候補者は、投票チップをもらい、さらに金を貰うか、金を払って出した法案をプレーすることが出来ます。
一方、議員側は投票した法案を実行することが出来ます。

どんなゲームであっても、金は多いに越した事はないという言葉の通りに序盤に金をためるために、
立候補者側に積極的に行ったところ…

手札にダメ法案しか来ず、つらい目にあいそうでした。
しかし、上家の夢さんとうまいこと談合(?)したかのように、ダメ法案しか出さなかったりしたところ、
意外と勝負になるように展開していきました。うーん、不思議。

その後も宮殿を建設し、終始マネーパワーでプレーしていきましたが、
ぽちょむきんすたーさんのチップが思うように集めることが出来ず、2着タイ止まりでした。
手札が悪くても、タイミングしだいでは、自分たち(立候補者)だけが優位に進められることもあるのがすばらしいと思いました。

今回は、強力と謳われている特権カードを入手/使用することがありませんでしたが、
次回機会があれば、使ってみたいなぁと思いました。

ではでは、本日はこの辺にて。

コメント